【ビデオ】「風の色」@千葉県某所 2015.10


2015年10月某日 千葉県某所にて

「風の色」

「風の色」 作詞・作曲:青木敬

鏡に向かってみてもそこには僕はいなくて
ただの肉の塊が髪を生やしたり歯を生やしたり
窪みを持ったりしてるだけ
意味があるのかわからない言葉を
ただ垂れ流してるだけ
こんなのは誰にも聞こえてない
ただの空気の振動

白い紙が黒くなるまで
縦や横に線で埋めてみたり
時々消してみたり
土や泥をたくさん集めて人の形に作り替えたり
でも顔だけ作れない
いつも見てるつもりでいた人や物の稜線も
太陽の位置が進んだら
形も変わってしまった

それから何十年も経ったけど
まだ僕は空気を揺らしている
答えは出ないけれど
今そこにいる君にだって
まとわりついて離れない渦があることに気づいた
空気の揺れなんてどこにでも溢れてるのに
それに気づかなかった僕は本当にバカだった

君の風に揺られて
また僕は息を吐く
歌の中にいるのは僕だけじゃなかったんだ
風の色や匂いはその時々、様々で
それにつられて心の襞もなびいてく
残りの時間は一緒に過ごそうよ
大したことではないけれど
言葉を伝えたいんだ
この響きと鼓動の間を遮る壁なんて
どこを見たって最初からなかったんだよ
知ってたろう